【香育×SDGs】特別授業を行いました。

昨日、和歌山大学教育学部附属中学校様で中学2年生全クラスを対象に『香育×SDGs』の特別授業を行いました。

●香育とは
「香育(こういく)」は子どもたちに向けた「香りの体験教育」です。
植物の恵みである精油(エッセンシャルオイル)の香り体験を通して、五感のひとつ「嗅覚」に意識を向け、豊かな感性や柔軟な発想力を育むとともに、人と植物の関わり、自然環境の大切さを伝えます。

コロナの影響で「ストレス」を抱えているのは大人だけではありません。
なかなか学校で授業が受けられない、お友達と自由に遊びに行けない、常にマスクをしないといけない。
そんな悩みを抱える子供たちが、少しでもリラックスする方法はないのだろうか。
・・・ということで、和歌山大学教育学部附属中学校の教諭「矢野充博先生」のご協力のもと
中学2年生全クラスを対象に特別授業を行いました。
矢野先生、このような素敵な機会を与えてくださり、ありがとうございます。

附属中学校では、総合の授業で「SDGs」について学ばれているということで
とても関係深い「アロマテラピー」の授業を行いました。

【授業内容】
・アロマテラピーとは
・精油とは
・嗅覚と脳の関係性
・香りクイズ
・植物の効果効能(種類別)
・植物に触れてみよう(芳香蒸留水・植物油)
・エシカル消費について
・SDGs達成に貢献するために、これからの私たちにできること

グループディスカッション

グループディスカッションも交えながら、楽しく授業を行いました。
「この香りはなに?」「嗅いだことがある!」「これちょっと苦手かも」と
たくさんの意見が飛び交って、マスク越しではありますが皆様の明るい表情が印象的でした。

試香紙に精油名を記入する生徒さん

また、香りだけでなく植物から抽出された「芳香蒸留水」「植物油」を実際に触れていただき
植物からどのように抽出されるのか、この植物はどんな効果があるのかをお伝えしました。

手につけるとどんな感じ?
ローズの芳香蒸留水
アルガンオイル
香りはあるかな?

皆さんに触れていただいた「芳香蒸留水(ローズウォーター)」と「植物油(アルガンオイル)」には
一つ一つにストーリーが隠されていました。
・環境に配慮され、パッケージはガラスでできているということ。
・動物実験は行っていないということ。
・合成香料や鉱物油は使わず100%自然由来であるということ。
・アルガンオイルはモロッコの「ベルベル族」が一生懸命手絞りで作っているということ。
・フェアトレード製品を購入し使用することによって、現地女性の雇用につながり家族の生活が潤うということ。
など・・・。
SDGsを絡めた様々なお話をさせていただきました。

エシカル消費について

今回の授業をきっかけに、少しでもSDGs達成に貢献するには
自分自身なにができるかをもう一度見直すきっかけになれば幸いです。

また、中学生は多感な時期です。
これから受験や就職など、さまざまな場面で「ストレス」を感じることも多いでしょう。
そんな時、手軽に行えるストレス軽減方法として
アロマテラピーという「自然療法」を思い出していただけいればうれしいです。

今回授業を行った4クラスのうちの1クラス

和歌山大学教育学部附属中学校の2年生の皆様、教職員の皆様、そして矢野充博先生。
この度はこのような素晴らしい体験をさせていただき、心より感謝しております。
ありがとうございました。

今回授業を受けてくださった生徒の皆様にアンケートを実施しました。
集計結果をまとめてみましたので、是非ご覧ください。

私たちは、このような活動を「学校」「企業」「施設」などで行っております。
お気軽にお問合せくださいませ。

株式会社Natural Life Story

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