春は、心とカラダが大きく動き出す季節です🌸
中医学では、自然界の変化と私たちの身体は深く連動していると考えられており、
季節ごとに影響を受けやすい臓腑が異なります。
春は「肝」、夏は「心」、長雨の時期は「脾」、秋は「肺」、冬は「腎」。
それぞれの季節に応じたケアを行うことが、健やかな状態を保つ上でとても重要です。
特に春は「肝」の働きが関わり、巡り(気・血)やストレスの影響を受けやすい季節とされています。

では、なぜ春になると不調が出やすくなるのでしょうか。
冬の間、私たちの体はエネルギーを内側に蓄えています。
そして春になると、そのエネルギーが陽気とともに一気に外へ、そして上へと動き出します。
これは植物が芽吹くのと同じ自然な流れであり、本来はとても良い変化です。
しかし、この急激な変化に体が追いつかないと、バランスが崩れやすくなります。
さらに春は、
・寒暖差
・生活環境の変化
・人間関係によるストレス
なども重なり、自律神経やホルモンバランスが乱れやすい時期です。
その結果、
・イライラや気分の不安定さ
・睡眠の質の低下
・肌トラブルや体調不良
といった形で現れてきます。
加えて春は、外部からの刺激も非常に強い季節です。
花粉や黄砂、PM2.5といった空気中の微粒子、そして紫外線の増加により、
肌のバリア機能は低下しやすくなります。
実際に当サロンでも今年は、
・目の腫れ
・皮膚のかゆみ
・上半身に出るアトピー様の症状
といったご相談が増えています。
これは、外部刺激だけでなく、
内側の巡りの乱れや免疫バランスの崩れが重なっている状態と考えられます。
春は「動き出す季節」です。
巡りがスムーズな方は軽やかに過ごせますが、
滞りがある場合、その流れに乗りきれず、不調として表面化しやすくなります。
だからこそこの時期は、無理に抑え込むのではなく、「巡りを整えること」を意識することが何より大切です⭐
春のケアで大切なこと
春の不調は、「外側」と「内側」の両方から整えることが重要です。
外側のケア(守る・鎮める)
・保湿によるバリア機能の強化
・鎮静ケア
・花粉や紫外線から肌を守る対策
内側のケア(巡らせる・整える)
・血流やリンパの流れを促す
・自律神経を整えるリラクゼーション
・食事や呼吸、生活習慣の見直し
日々の過ごし方を少し見直すだけでも、体は確実に応えてくれます。
春は、これからの1年のコンディションを左右する大切な土台づくりの時期です。
この季節をどう過ごすかで、夏以降の肌や体調は大きく変わっていきます。
無理に整えようとするのではなく、
自然の流れに寄り添いながら「巡りを整える」。
そんな視点で、ご自身の心と体に丁寧に向き合ってみてください。
気になる不調がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
