経皮吸収と経皮毒について知っておこう!

ナプラのセラピストは、なぜオーガニックコスメやオーガニック用品をおすすめするのか。
その理由の一つとして、「経皮吸収」と「経皮毒」が関係しています。
「経皮吸収」と「経皮毒」を知っておくと、お肌に直接つけるもの・触れるものを
少し考えるきっかけになるかもしれません⭐

■経皮吸収
「経皮吸収」とは、皮膚から物質を吸収することです。
皮膚は基本的にバリアのような構造になっていて、外部からの物質を防ぐ役割を持っています。
そのため近年までは、皮膚からの物質吸収はほとんどないと考えられていたようです。
しかし最近の研究によって、脂に溶けやすい性質(脂溶性)の物質は皮膚からでも吸収されやすいということが分かっています。

■経皮毒
皮膚から吸収した化学物質で健康に被害が及ぶことを「経皮毒」といいます。
皮膚は分子量が500以上の物質を通しません。
しかし、合成界面活性剤の成分など経皮毒性のある物質は分子量が非常に小さいため皮膚を通過しやすくなります。
経口吸収の毒素排出率が90%なのに対し、経皮吸収によって取り込まれた毒素排出率は10%程度であるともいわれ、経皮吸収・経皮毒は近年危険視されているのです。

こちらの画像を見ていただくとわかるように
腕の内側の経皮吸収率を1とした場合、毎日使用するスキンケア用品は13倍、生理用ナプキンなどの生理用品は42倍となります。

毎日お肌につけるもの・触れるものを意識し、お身体の負担のないよう心掛ける必要があります。

例えば、生理用品。
ナプキンに使用されている吸収体には「石油化合物の吸収ポリマー」が使用されています。
この吸収ポリマーが経皮吸収し、子宮を冷やしてしまうのです。
生理痛のひどい方や、妊活中の方は、まずは「ナプキン」から考えてみるのはいかがでしょうか?

私たちが意識する「経皮吸収」「経皮毒」をご理解いただけましたか?🌸
参考にしていただけると幸いです🍃

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